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指揮 アバド 録音 2013年

<CD 412>

指揮 クラウディオ・アバド
演奏 ルツェルン祝祭管弦楽団
録音 2013年8月 ライブ

クラウディオ・アバド 1933年~2014年
 イタリア ミラノ生、イタリア人の指揮者。
60年に指揮者としてデビュー、ミラノ スカラ座、ロンドン交響楽団、シカゴ交響楽団、ウイーン国立歌劇場の音楽監督などの後、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団の主席指揮者を務めた。

ルツェルン祝祭管弦楽団
 ルツェルン音楽祭のレジデントオーケストラであるが、ベルリンフィルの団員、一流ソリスト、一流弦楽四重奏団などのメンバーで構成される。
 
第1楽章 18'19"
第2楽章 17'33"
第3楽章   6'24"
第4楽章 12'31"
 合計   54'41"

 第1楽章はゆったりとしたテンポだが、リズムに躍動感がある。
音のレンジ幅は大きくなく、力感あふれる演奏ではないが、立体感がある。
中盤からは流麗さも加わる。
ゴツゴツ感がなく流麗さから、ベートーヴェンではなくメンデルスゾーンを聴いているようにさえ感じる。
 第2楽章もゆったりしたテンポで、流麗で美しい演奏だ。
中盤以降も強音は幾分セーブされていて、決して叩き付けるような音ではない。
音のレンジ幅は大きくないものの、曲の大きさや立体感、陰影がそがれることはない。
 第3楽章は軽快で流麗な演奏だが、後半は締まった演奏となる。
第4楽章も音のレンジ幅は抑え気味だが、テンポとリズムが素晴らしく、流麗さに弾力さが加わり、この楽章のもつ躍動感が十分に表現されている。

 アバドは力に頼らずに立派な演奏ができることを示している。
それにしても、この演奏が彼が亡くなるわずか5カ月前に行われたことが信じられない。

CD412,Claudio Abbado,Lucerne Festival Orchestra,2013/08,Live Recording

Abbado2013  

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コメント

素晴らしい英雄のようですね。アバド氏は病後、ルツェルンのオーケストラを指揮するようになってから、マーラーなどの演奏にも、それまでにない深みが出てきて、聴き応えが増してきましたよね。何か人生の大事を経験すると、やはり人は変わるんでしょうか。

この英雄も聴きたいものですね。

我が群響は、大友新監督のもと、3月に恒例の東京公演を行いました。ホルストの惑星他で、聴衆もかなり入り、同郷人として嬉しく思いました。4月からの新年度の公演にも期待しています。

投稿: バルビ | 2014年3月27日 (木) 05時59分

アバドにはもう少し長く生きて活躍して欲しかったです。
群響さんは頑張っていますね。
惑星は実演を聴いたことがないので、一度聴いてみたいです。
わが九響は、支援していた九州電力の業績が悪くなって、支援が受けられなくなり、財政面で苦労しているそうです。
何とか頑張って欲しいです。

投稿: Shinmatsu | 2014年3月27日 (木) 19時59分

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