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指揮 山田 録音 1988年

<CD 411>

指揮 山田 一雄
演奏 日本フィルハーモニー交響楽団
録音 1988年2月 ライブ

山田 一雄 1912~1991

 東京生れ、始めはピアニストとしてスタートするが、1940年から指揮台に立つ。
日本交響楽団(NHK交響楽団の前身)、京都市交響楽団、新星日本交響楽団などの指揮者を勤める。
海外でも広く活動する。
日本の指揮者の草分けの一人であり、本邦初演の曲も多い。

日本フィルハーモニー交響楽団

 1956年に創立した楽団で、初代指揮者は渡辺暁雄。
その後、ラザレフ、小林研一郎、山田和樹、広上淳一、沼尻竜典などが指揮者となる。
設立当初から現在まで幅広いレパートリーを誇っている。

 
第1楽章 15'26"
第2楽章 17'29"
第3楽章   5'49"
第4楽章 12'10"
 合計   50'54"

 第1楽章は、安定した中庸なテンポで、陰影の濃いくっきりとした造形の演奏が展開される。
しかもとても熱い演奏である。
 第2楽章は一音一音に魂がこもっていて、とても厳かな演奏である。
中盤から後半にかけては深くかつ情熱的な演奏で、楽章を通して高い精神性をもつ演奏である。
 第3楽章は軽妙さと情熱の交錯した演奏である。
 第4楽章は強音と弱音の切り替えが見事で、この楽章も情熱的である。

 曲全体が高い精神性と情熱を備えた演奏で、指揮者の意図が出尽くした演奏である。
オーケストラも充実した演奏で指揮者の要求に応えている。
80年代の録音であるが、当時から高い能力をもつ指揮者と楽団であることがわかる。

CD411 Kazuo Yamada ,Japan Philharmonic Symphony Orchestra;Feb 1988; Live

Yamada1988

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コメント

そちらは雪はいかがでしたか。当方は、かつてない豪雪で、私の町も一日孤立状態に陥りました。2月の群響定期も中止になる有様です。一晩のうちに、もの凄い雪が降りました。ようやく道路もほぼ通れるようになりました。

山田一雄さんは、30年ほど前に群響を指揮してくれて、第九を聴いています。あの独特で情熱的な指揮姿を思い出しますね。英雄であれば、彼の指揮で是非聴いてみたいものです。

投稿: バルビ | 2014年2月26日 (水) 05時38分

その日は仕事で大分県に行っていました。
午後から雪になり、夕方にはかなり積もりました。
帰りの山道は大変でした。
多くの車が立ち往生していました。
私の車はスリップしながらも何とか坂道を登りました。
何度かもうだめだと思いましたが、どうにか進むことができました。
大分県と宮崎県の県境に長いトンネルがありますが、そこを抜けると雪はまったくありません。
小説「雪国」の逆バージョンでした。
後日、峠のガソリンスタンドに立ち寄ったとき、奥さんから、あの日は店を一晩中あけて、立ち往生した車のドライバーを収容したと聞きました。
そして炊き出しをして皆におにぎりを配ったそうです。

投稿: Shinmatsu | 2014年2月26日 (水) 12時57分

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