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指揮 ヴァイル 録音 2012年

<CD 403>

指揮 ブルーノ・ヴァイル
演奏 ターフェル・ムジーク バロック管弦楽団
録音 2012年5月 ライブ

ブルーノ・ヴァイル
 1949年生、ドイツ人の指揮者

 ウィーンのハンス・スワロフスキーの元で指揮法学び、アウグスブルグ歌劇場、デュースブルグフィルハーモニー管弦楽団の指揮者となる。
レパートリーはピリオド奏法による古典音楽とオペラの指揮である。
ベルリンPO、ウィーンPO、フィルハーモニアOなどへの客演も多くこなす。

ターフェル・ムジークバロック管弦楽団
 1979年に設立され、カナダのトロントを本拠地とするオリジナル楽器を用いたバロックアンサンブルである。
北米でもこのようなスタイルの楽団はあるが、その中では最も有名な楽団である。
団員は19名であるが、曲目により団員の増減がある。
本CDは39人で演奏している。
年間50回以上の演奏活動を行っている。
なお、ブルーノ・ヴァイルはこの楽団の主席客演指揮者である。

第1楽章 16'59
第2楽章 14'16"
第3楽章   5'53"
第4楽章 11'00"
 合計   48'08

第1楽章は軽快なテンポと強弱をつけたメリハリのある演奏だ。
中盤から終盤にかけては壮大かつキレのある演奏である。
第2楽章は出だしは自然で比較的あっさりとしている。
それでも十分美しい。
オリジナル楽器とピリオド奏法のためか、素朴な響きと透明感が胸を打つ。
中盤からの盛り上げは巧みで、スケール感を出している。
終盤の弱音も美しい。
第3楽章は軽快さと烈しさのバランスが良い。
オリジナル楽器であろうホルンはくすんだ音色だ。
第4楽章は前半は透明で整然とした響きだ。
この整然さは中盤以降終盤まで継続する。
楽章を通してダイナミックな表現は抑制気味だが、最終盤は強く盛り上がり、壮大に終わる。
この楽章はダイナミックな表現よりもスタティックな構成に力点が置かれている。

 軽快なテンポとしっかりとした構成の演奏である。
小編成で、オリジナル楽器とピリオド奏法による演奏は恐らくベートーヴェンの時代の演奏スタイルなのだろう。
本演奏はこのオリジナル楽器によるピリオド奏法の魅力を随所で味わうことができる。

CD403 Bruno Weil,Tafel Musik Baroque Orchestra;2012/5

Weil2012

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