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指揮 ガッティ 録音 2004年

<CD 402>

指揮 ダニエレ・ガッティ
演奏 ロイヤルフィルハーモニー管弦楽団
録音 2004年8月 ライブ

ダニエレ・ガッティ
 ミラノ生まれ、イタリア人の指揮者。
ピアノとヴァイオリンを学んだ後、27歳でミラノ・スカラ座で指揮者としてデビュー。
その後、ローマの聖チュチーリア歌劇場、ボローニア歌劇場の指揮者を勤め、1996年にロイヤルフィルハーモニー管弦楽団の指揮者、2008年にフランス国立管弦楽団の指揮者、2009年にチューリッヒ歌劇場の指揮者を勤める俊英である。

ロイヤルフィルハーモニー管弦楽団
 ロイヤルフィルハーモニー管弦楽団はトマス・ビーチャムによって1946年に設立された楽団で、イギリスでは名門オーケストラの一つである。
ビーチャムの後、ケンペ、ドラティ、ワルターヴェラー、プレヴィン、アシュケナージ、ガッティが指揮を執っている。

第1楽章 16'33"
第2楽章 15'10"
第3楽章   5'20"
第4楽章 11'24"
 合計   48'27"

第1楽章は快適なテンポで、リズムが揃っていて舞曲か行進曲のようなイメージで、スポーツカーに乗っているような軽快さである。
第2楽章はとても美しく歌わせており、アクセントも付けていて、さすがイタリア人と思わせ、デ・サーバタの指揮したエロイカと同様の感触である。
中盤から明るい調子に変わり、晴れやかな音色だ。
葬送行進曲という悲壮感はなく、伸びやかで優雅さを感じる。
この楽章は全体的にメロディアスである。
第3楽章は快速に飛ばし、美しさ、烈しさ、華やかさを取り混ぜた演奏である。
第4楽章は快速なテンポで勢いがあり、リズムに躍動感を感じる。
速度に変化をつけ、よく歌わせてもいる。

全体的に統一した印象はないが、各楽章毎に印象が異なり、従来の伝統的な演奏とは大いに異なるユニークな演奏と言える。
随所でよく歌わせているのはオペラが得意なイタリア人指揮者らしいと感じる。

CD402 Daniele Gatti,Royal Philharmonic Orchestra;2004/8

Gatti

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コメント

ガッティは、売る出し中の実力のある中堅指揮者のようですね。私はまだ、マーラーの5番を聴いたぐらいですが、実演で聴いてみたい指揮者の1人です。

この英雄も聴いてみたく思いました。イタリア人ではデスピノーザという人を聴きましたが、とても生きの良い音楽をつくる人で、ガッティも共通しているのかなと思います。この人も、これからもっと売れてくる人かなと思います。

この週末は、例によって音楽三昧で、我が群響、東京公演&地元公演に行きました。クライナーさんという中堅の素晴らしい指揮者を迎えて、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番・チャイコフスキー5番という豪華プログラム。ソリストも横山幸雄さんというので、地元では立ち見客も出るほどの盛況ぶりでした。

勿論演奏は大熱演で満腹です。

投稿: バルビ | 2013年3月17日 (日) 18時48分

デスピノーザさんもクライナーさんも知りませんが、放送などで聴く機会があればよいですね。
横山さんは放送やCDで何度か聴く機会がありましたが、実力者です。
私は西本さん指揮の日フィルのチャイコフスキー4番を聴く予定です。

投稿: Shinmatsu | 2013年3月17日 (日) 20時25分

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