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指揮 ナガノ 録音 2010年

<CD 357>

指揮 ケント・ナガノ
演奏 モントリオール交響楽団
録音 2010年5月

ケント・ナガノ

1951年~
カリフォルニア州バークレー生、日系アメリカ人の指揮者

1978年から指揮者として活動、バークレー交響楽団、ハレ管弦楽団、ベルリンドイツ交響楽団の音楽監督を経て、現在ドイツのバイエルン州立歌劇場とカナダのモントリオール交響楽団の音楽監督を兼任している。
古典から現代曲まで広いレパートリーをもっている。

モントリオール交響楽団

1935年に設立されたカナダの楽団。
1977年にデュトワが音楽監督に就任後、世界的な楽団として認められるようになった。
特にフランス音楽は評価が高い。
2006年からナガノが音楽監督を務めている。

第1楽章 16'49"
第2楽章 13'58"
第3楽章   5'47"
第4楽章 11'19"
 合計   47'53

第1楽章は速いテンポで、響きがとても新鮮だ。
それはリズムが独特なところに負うようで、ピリオド奏法の様式を部分的に取り込んでいるように聞こえる。
しかし、決して古めかしくはなく、むしろ現代的な印象で、流麗で華やかである。
第2楽章もテンポが速く、軽妙でしなやかな演奏で、深刻さはまったく感じず、すがすがしい印象だ。
中盤以降は自然な盛り上がりを見せ、雄大な印象で、さわやかですっきりした気分にさせられる。
第3楽章は明快で弾力性のある印象だ。
第4楽章は勢いがあり、流麗でしなやかな演奏だが、この楽章のもつ変幻さや躍動感を十分表現できているとは言えない思いはある。

明快で弾力性があり現代感覚あふれる後味の良い演奏だ。
古風な演奏や重厚な演奏を聞き慣れた耳にはスマートかつダンディな印象を受ける。
この指揮者が今とても人気がある理由がよくわかる気がする。

CD 357 Kent Nagano Montreal SO 2010/5

Nagano2010

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コメント

ケント・ナガノは、10年ほど前に、ベルリン・ドイツ交響楽団を率いて来日した公演で、1度だけ聴くことができました。マーラー3番でした。

強烈な印象はないのですが、オーソドックスで誠実な演奏だったように記憶しています。これからまだまだ期待の人ですね。

Shinmatsuさんがお書きになっていた、佐渡裕のベルリンフィルデビューは、好評だったようですね。日本人として、うれしいことです。

明日は、草津フェスティバルのチケット販売初日です。電話がつながりにくいと思いますが、頑張って手に入れたいと思っています。

投稿: バルビ | 2011年5月31日 (火) 23時27分

バルビさん、こんにちは。
ナガノ氏の実演を聴かれたのですね。
今後が期待される人です。
日系人というのもよいです。
応援したくなります。

投稿: Shinmatsu | 2011年6月 5日 (日) 06時31分

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