« 指揮 朝比奈 録音 1989年 | トップページ | 指揮 ドホナーニ 録音 2008年 »

2010年1月 9日 (土)

指揮 ケンペ 録音 1972年

<CD 298>

指揮 ルドルフ・ケンペ
演奏 ミュンヘンフィルハーモニー管弦楽団
録音 1972年6月 

第1楽章 15'22"
第2楽章 16'04"
第3楽章   5'47"
第4楽章 12'14"
 合計   49'27"

ルドルフ ケンペ 1910~1976年
ドイツ ドレスデン生

 ドイツ人の指揮者。
ライプチッヒ ゲバントハウス管弦楽団の主席オーボエ奏者から指揮者へ転じる。
戦後、ドレスデン国立歌劇場の指揮者となり注目される。その後、ドイツ、イギリス、スイスなどで指揮活動をし、更にミュンヘンフィル、BBC交響楽団などの指揮者を務めた。

ミュンヘンフィルハーモニー管弦楽団

ミュンヘンを本拠地として活動する楽団。
設立は1893年と古く、マーラーも指揮台に立ったそうである。
1967年にケンペが、1979年にチェリビダッケが指揮者となった。
現在はティーレマンが指揮者を務める。
チェリビダッケが録音嫌いであったため、この楽団の録音は少ない。
ミュンヘンにはバイエルン放送交響楽団もあり、互いに競い合っている。

第1楽章は実にオーソドックスな演奏だ。
テンポは標準的な速度で、リズムも整然としている。
重厚さを強調することもなく、折り目正しい演奏だ。
ただし、萎縮しているわけではなく、むしろ伸びやかな演奏だ。
第2楽章も自然な流れの演奏で、整然としていてとても美しい。
後半の盛り上がりもごく自然だ。
第3楽章は軽快な中に適度なめりはりがあって、心地よい。
第4楽章も堅実な演奏で、適度なめりはりと躍動感があり、曲の流れも良い。
オーソドックスでまとまった演奏だ。

ケンペは誠実な人柄だったのだろう。
個性を全面に出すことなく、オーソドックスで整然とした堅実な演奏だ。
適度なめりはりがあって、決して聴き飽きない演奏だ。

CD 298 Kempe MünchenPO 1972/6

Kempe72

« 指揮 朝比奈 録音 1989年 | トップページ | 指揮 ドホナーニ 録音 2008年 »

コメント

おはようございます。

ケンペ+ミュンヘンPOのLPは第九しか所有しておらず、いずれ集めようと思ってはいたんですが、果たせずにいました。

今日の記事を読ませていただき、英雄だけでなく、全集も買いたくなりました。CDなら6枚組で格安で手に入れられるようです。

おっしゃる通り、ケンペの演奏は誠実でいて質実剛健、繰り返して聴くにたえるものですね。

私はブラームスの演奏も好きです。

バルビさん、今晩は。
ケンペはベートーヴェンやブラームスには定評があるようですね。
私も他の曲を聴いてみたいです。

ケンペの英雄はベルリンフィルを指揮した旧盤が好みです。
基本的な解釈は、ミュンヘンフィル盤とそれほど変わりないですが。
やはりベルリンフィルの音が素晴らしいですね。
余談ですが。
ケンペが首席オーボエ奏者だった時には、コンサートマスターがミュンシュ 、
ビオラ奏者にコンヴィチュニー、指揮がワルター だったらしいです。
今思えば凄いメンバーですね。

よしおさん、コメントをいただき、ありがとうございます。
ケンペ-ベルリンフィルは59年の録音ですね。
このBLOGでも取り上げています。
豪快な演奏ではなく、優美な演奏という印象でした。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 指揮 ケンペ 録音 1972年:

« 指揮 朝比奈 録音 1989年 | トップページ | 指揮 ドホナーニ 録音 2008年 »

2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ