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2006年4月28日 (金)

指揮 ケンペ 録音 59年

<CD 065>

指揮 ルドルフ ケンペ 
演奏 ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
録音 1959年 9月

第1楽章 16'32"
第2楽章 17'26"
第3楽章  6'14"
第4楽章 12'37"  
合計      52'49"

ルドルフ ケンペ 1910~1976年
ドイツ ドレスデン生

 ドイツ人の指揮者。ライプチッヒ ゲバントハウス管弦楽団の主席オーボエ奏者から指揮者へ転じる。戦後、ドレスデン国立歌劇場の指揮者となり注目される。その後、ドイツ、イギリス、スイスなどで指揮活動をし、更にミュンヘンフィル、BBC交響楽団などの指揮者を務めた。

 彼はとても温和な人だったそうである。それがこの演奏に表れている。彼が刻むリズムは柔らかで、決してシャープな感じやごつごつした感じのものではない。
 第1楽章はゆったりしたテンポで、音は豊かだがまろやかで、ふくよかである。第2楽章は情緒たっぷりの演奏である。第3楽章、第4楽章も音は豊かであるが、柔らかい。
 この演奏は剛健なものではなく、優美なものである。ベルリンフィルも音はさすがに豊かで美しいが、重厚な音ではなく柔らかな音を出している。
 ベートーベンの英雄は特定の人物をイメージして作曲されたものではないとされているが、ベートーベンがナポレオンを意識したことは間違いない。私はこの演奏からは、ナポレオンではなく、ジャンヌ ダルクをイメージする。 この演奏は決して女性的で弱々しいものではなくしっかりしたものであるが、優美で柔らかい演奏がそうイメージさせるのかも知れない。

CD 65 Kempe Berlin PO 1959/9

Kenpe

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コメント

こちらですね。失礼しました。
第1楽章冒頭の2つの和音が柔らかく始まるので、安定感があります。
当時の廉価盤LPには余白にフィデリオ序曲も入っていて、
ケンペは、やはりオペラの人だなぁと思った記憶があります。
ウィーンフィルのオペラ録音、バイロイトのライブ録音など。
でもケンペの最高の名演はR、シュトラウスの管弦楽曲集ですね。
英雄とあまり関係のない文章になりました。

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