指揮 アントニーニ 録音 2006年
<CD 388>
指揮 ジョヴァンニ・アントニーニ
演奏 バーゼル室内管弦楽団
録音 2006年9月
ジョヴァンニ・アントニーニ
1965~
イタリアのミラノ生、イタリア人の指揮者、リコーダー奏者。
1985年にバロックアンサンブルのイル・ジャルディーノ・アルモニコを設立し、指揮者となる。
古楽器とピリオド奏法によるバロック音楽の指揮者として活躍する。
バーゼル室内管弦楽団へはしばしば客演指揮者として招かれる。
現代音楽も得意としており、レパートリーは広い。
客演指揮者としてベルリンフィルへも登場している。
バーゼル室内管弦楽団
スイスのバーゼルに本拠地を置く室内楽団。
ただし、1926年に設立され1987年に解散した同名の楽団は別の団体である。
1984年に若手演奏家達が集まって新たに設立された。
主席指揮者を置かず、ホグウッドが客演指揮者を長く勤めた。
その後はアントニーニなど多くの指揮者が客演した。
現代音楽も得意としている。
また、古楽器とモダン楽器を使い分ける特徴もある。
第1楽章 16'10"
第2楽章 14'00"
第3楽章 5'32"
第4楽章 11'54"
合計 47'36"
第1楽章は和音の強烈な音から始まる。
以後もやや過激とも思われるインパクトのある演奏が続く。
テンポが速く、リズムがはっきりしていて、強音も弱音も明瞭に聞こえる。
室内楽団の演奏だが、ピリオド奏法ではなく現代風の活き活きとした堂々たる演奏だ。
弦も管もよく鳴っていて、楽器は古楽器によるものではないかも知れない。
第2楽章はテンポはやや速いが、とても情感が込められていて、旋律を美しく歌わせている。
思わず引き込まれてしまう。
中盤以降は力強いスケールの大きな演奏だ。
第3楽章も速いテンポでリズミカルで、生気あふれる演奏だ。
第4楽章は前半はややパワーをセーブ気味だが、中盤以降はパワー全開となる。
全体を通して、とても勢いのある演奏だが、パワー優先ではなく音楽性を重視しているようだ。
弦も管も音をきちんと出しきっていて、きもちよい演奏だ。
このところ、中堅ながらも実力者の指揮者の演奏が続き、とても楽しい気分にさせられる。
CD388 Giovanni Antonini,kammer Orchestra Basel;2006/09
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